ロックとジャズと70年代。純喫茶。ジャズ喫茶。コルトレーン。
Category: 音楽学
jazz やrockの大音響の中で過ごした1970年代ーわが青春時代ー人生は無限大だと勘違いしていた愚かな自分がいた。街を歩けば純喫茶やジャズ喫茶に遭遇し昼間からグラスを傾けるサラリーマンの後ろ姿を垣間見る。何か特別な意味があるかの様に聞き入ってしまう耳をつんざくアルバートアイラーのサックスの音。客のいないキャバレーでバンドが奏でるコルトレーンの難解な楽曲。当時本場アメリカでビートルズにその席を明け渡したジャズは日本の高度成長期と文化の混沌に見事に融和した。大音響のジャズとコーヒー。時間を持て余す学生の文化の温床ーサラリーマンにとって息抜き憩いの空間ージャズ喫茶。まさに自分の原風景1960~70年代にルーツを持つコルトレーンの音楽を演奏する事になるとは!人生わからないものだ。
演奏中のコルトレーンバンド。


演奏中のコルトレーンバンド。

