カラオケテクノロジー
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今では誰でも楽しめるカラオケ。むかしは大衆にとってはタカネノ花だった。この不況の世の中でもすたれることがないカラオケには多くの音楽の技術が関わっている。聞くより歌う、誰でも一日600円位(フリードリンク尽き)でタレント気分が味わえるのだから大繁盛するわけだ。DTMのノウハウやMIDI、そして何よりもインターネットの普及により全世界に広がっていった。もはやカビの生えた音楽社会学やアカデミックな音楽学者らの視点て音楽の未来を予測する事は不能である。CDショップ等のアウトプットの存在も嘗ての価値観で顧客はとらえていない。ここ何十年もCD、レコードの類を買ったことがない人も多いと思われる。文学や音楽が無形の芸術である本質が歴史上こんなにハッキリ現れている時代はない。音楽は大衆芸能(クラシックも含めて)化の一途をひたすら辿る。20世紀から21世紀と多くの音楽的社会現象(1970代からのバンド界の出来事、1990~の音楽経済活動の衰退)を経験した音楽家の一人として音楽芸術の行く末を冷静な目で眺めて行こう。
フリービーライブ
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